家族が認知症になったとき…認知症の症状と介護(ケア)

母が認知症であることが判明し、私が母の介護をすることになりました。父が亡くなった後、母はひとり暮らしをしておりましたが、認知症の母を1人にしておくことはできませんでしたので、私の家に呼んだのです。

幸い、子供達も独立しておりましたので、そういった面では問題はまったくありませんでした。すぐに、浴室や部屋の一部をバリアフリーに改造し、母が住みやすい環境を整えました。

母は私の夫に気を遣っていましたが、少しずつ環境にも慣れてきました。認知症と診断されても、しばらくはそれほどひどくなかったので、私は「ひょっとしたら環境が変わったせいで、認知症も治まったのかしら?」と思っておりましたが、それは短い間だけのことでした。

認知症の介護はとても大変であることは担当医師だけでなく、私の周囲の友人からも聞いていましたが、母の介護をしてみて、そのことが実感として分かるようになりました。何度も何度も同じことを尋ねられたり、一生懸命介護をしても暴言を吐かれたり、というようなことが続くのです。

頭では母は認知症なのだから、と分かっていても、やはり精神的に辛いものがありました。また、同じことを夫に対してもするので、夫に申し訳ないという気持ちにもなります。

しかし、私と夫は認知症について、色々な本を読んだり、お互いに情報を交換しあったりしていましたので、なんとか乗り越えることができました。そして、今では母も含めて私たちの関係は最初のころに比べるととても良くなりました。

つまり、認知症の介護に大切なことは、まず、認知症についてよく理解をするということなのです。

☆今、人気の100冊♪

© 2006-2008, ninchishou.net
All Rights Reserved